群馬県は県のマスコット「ぐんまちゃん」によるこども支援プロジェクトを開始すると発表しました。
県のマスコット「ぐんまちゃん」は来年2月で生誕30年を迎えます。県は、これまで多くの県民に応援してもらったことへの恩返しとして、県にゆかりのある企業と連携した「こども支援プロジェクト」を始動すると発表しました。
この事業はプロジェクトのロゴを使用した商品の売り上げの一部などを県に寄付することで県の子ども関連施策に役立てられるもので、県民も商品を購入することで間接的に子どもを支援することになります。
今回、第1弾として前橋市に本社工場があるサンヨー食品とコラボしたぐんまちゃんラーメンが7月24日から北関東を中心に全国で発売され、売り上げの1個あたり3円が県へ寄付されます。
寄付額は企業側が設定できるほか、企業の希望に沿った子ども関連施策に充てられるということです。県では「多くの企業に賛同いただきプロジェクトを拡大していきたい」としています。
また、県は自殺の防止のため、これまで電話や対面で行っていたこころの健康に関する相談をLINEでも実施することを発表しました。
SNS相談窓口「こころのオンライン相談@ぐんま」は臨床心理士や公認心理師などの資格を持つカウンセラーが、不安の解消や問題解決に向けた情報提供などの相談対応を行うもので毎日夜7時から12時まで相談可能です。県では「1人でも多くの声を受け止め支援につなげたい」としています。
