「精霊の守り人」を筆頭とする上橋菜穂子さんの描く壮大なファンタジー「守り人シリーズ」第3作目より、タンダの印象的な言葉をご紹介します。
あまりにも苦しい時や悲しい時、重圧で押し潰されそうに感じる時、孤独感に打ちのめされる時、人はそこから逃れようとするのが当然です。まだ幼いチャグム皇子にとって心地良い夢の世界へ逃避する道を示されれば拒絶する理由などありませんでした。
そこへ迎えに来たタンダ。彼はチャグムの辛さを理解していましたが、それと同時に、厳しい現実に立ち向かえる強さを幼い皇子の中に信じていました。
時折、私は本当の優しさとは何だろうと思うことがあります。唯一の正解は無いのかもしれませんが、複数(無数)の選択肢から「最も純粋に好きな自分の姿」を選んでいくことができたら、と感じる日々です。
ご視聴ありがとうございます。
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