チャンネル登録よろしくお願いします
http://urx.red/Zgf8

お便り投稿フォーム
https://forms.gle/udvU8EF9PGv2feKU6

2018年4月5日に日本アニメ界の怪物高畑勲さんが逝去されて5年が経ちました。今週は高畑作品を解説した動画をアップグレードしていきます。今日は2018年4月15日に配信した火垂るの墓解説動画です。本当は1000倍怖い火垂るの墓、生きることの奥深くを描いたこの作品の役割とは? お楽しみください。

※この動画は切り抜き対象です。(BGMは除く)

2023年3月30日収録

サブチャンネルはじめました
@岡田斗司夫2ndチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCzycjcKKs_U2pA-z7dBax5Q

岡田斗司夫ゼミ通販部ではグッズを販売しています!
https://otaking.stores.jp/

*****************************

【ご案内】
岡田斗司夫の講義を楽しむために、様々なコースを用意しております。
お好きなコースを選んで、お楽しみください。

1.過去1年分の動画が見たい人
【YouTube 岡田斗司夫ゼミ】 30日590円(税込)
https://bit.ly/3BCJ3BX

2.プレミアム放送(放課後)の生放送を見たい人 
【YouTube 岡田斗司夫ゼミ プレミアム】 30日2,390円(税込)
https://bit.ly/3BCJ3BX

3.放課後も含め、過去動画をたくさん見たい人
検索して自分の好きなテーマばかり見たい人
【岡田斗司夫アーカイブ】30日2,160円(税込)/1年12,960円(税込)
https://bit.ly/3hHQ5fh
【YouTube 岡田斗司夫ゼミ プレミアム】 30日2,390円(税込)
https://bit.ly/3BCJ3BX

4.音声で楽しみたい人
Voicy「聴く岡田斗司夫ゼミ」月会費/600円(税込)
https://r.voicy.jp/LaVkN8Lj9yJ

詳しくはこちら https://bit.ly/34Mtlae

************************************************

岡田斗司夫
大阪生まれ。アニメ・ゲームの制作会社ガイナックスを創業し、初代社長を務めたあと退社。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。
『評価経済社会』『スマートノート』『人生の法則』など著書多数。
Twitter:https://twitter.com/ToshioOkada

#OTAKING #岡田斗司夫 #nerd #otaku #岡田斗司夫ゼミ

33 Comments

  1. 腰の使い方が横回転の人はサイド、アンダー向きだとだいぶ昔(昔のフルタの方程式かNANDAかも?)に誰かが話しておられた記憶があります。誰だったかな~…思い出せない

  2. どっちかてと戦争の時代から変われなかった残念な軍国主義者の末路の哀愁みたいな感じの側面から反戦を唱えてるように感じてたけどねぇ。そこまでは求めてなかった訳か

  3. 作り手の側が崇高な文学作品のつもりで作っても、一般の視聴者は、自分が悪者だと思ったキャラを責めて、主人公が不幸な目に遭うのを見て泣いて、戦争の悲惨さを描いた作品なんだなと思うだけ……。
    背景にさり気なく灰皿や、無表情のキャラじゃなく、ちゃんと心境を言ってくれないと
    ( =Φ人Φ=)

  4. この動画見てなら戦争映画見れるかもしれない
    お涙頂戴苦手で見てない

  5. ぼく自身十四歳で、食べ盛りなのだ。水ばかりといっていい粥を、ぼくが山からとってきた薪と、七輪はないから、まるでキャンプのように石をならべたカマドで炊き、いくら恵子に食べさせなければと考えても、粥をよそう時、どうしても底に沈んだ米粒を自分の茶碗にとり、重湯の部分を恵子に与える。いや、さじでその口に運ぶ時、つい熱いのをさますつもりでふうふう吹くついでに、自分がつるりと飲んでしまう。ぼくは一人っ子で、こらえ性がなくわがままに育った。

    日増しに、それでなくても痩せていた恵子は、骨があらわになり、あわててお腹にわるいとわかっていながら、脱脂大豆のフライパンで煎ったのなど与えると、そのままウンチに出た。そのくせ、道ばたの家庭菜園から盗んだトマトを、これは持ってかえって食べさせようと心に決めていても、つい自分の腹中におさめてしまう。
    気まぐれな隣人が、恵子に水あめを箸にまきつけてくれれば、これもなめてしまう。

    泣き出すと背負って表へ出る。もう蛍もいない。養父母の死を悲しむゆとりなどなく、うとうと歩きながら居眠りする具合で、ぼくはついにたまらず恵子をなぐった。はじめはお尻だったが、それでも泣くと、拳をかためて頭をなぐった。頭をなぐられると、恵子は泣きやむ。味をしめて、さすが昼間はやらなかったが、夜は、すぐになぐった。
    ぼくは、いくら赤ん坊でも、痛さが身にしみると泣きやむのかと、自分勝手に考えていたのだが、つい最近、ある医者から、赤ん坊はすぐに軽い脳震盪をおこす。たとえば頭をどこかに打ちつけると、一分か二分気を失うが、大人はそれを眠ったとみて気がつかないものだという話をきいた。
    この時、ぼくは自分で顔のあおざめるのがはっきりわかった。

    近くの寺の坊主を頼み、形ばかり経をあげてもらい、紀久子は紀芳久遠童女という戒名だったから、恵子にも頼むと、その坊主、かたわらの紙片に、ただ恵子童女とだけ書き、そのいかにもでたら目な感じに、ぼくは泣いた。
    棺は座棺で、燃えにくいからと着物をはがれた恵子の、まさに骨と皮ばかりのからだがおさめられ、その周囲に大豆の枯枝が押しこまれて、いかにも痛そうであった。田圃の真ん中の、石の炉で恵子は木炭によって灰と化し、骨は、拾おうにも細々にくだけ、はじめから終りまで、かたわらにいたのはぼく一人、灰のひとつかみを、古い胃腸薬の空缶に入れてもちかえった。

    『婦人公論』1967年3月号「プレイボーイの子守唄」より

  6. 「一人っ子で、こらえ性がなくわがままに育った」ボンボンが愛する者の命を自ら奪ってしまう。彼は自身が犯した事の意味も大して考えずに愛するものの遺骨を肌身離さず持ち続ける。

    原作者である野坂氏は何故清太を殺したのか、高畑氏は何故物語の終わりに彼らを成仏させなかったのか?なんて考えた時、本当に怖いのは幽霊や怪談話なんかではなく、生きている人なのだろうなぁと思いました。(「心中した人間が成仏出来るとでも?」と言われたらそれまでなのですが)

  7. 節子が指を怪我して血を吸うシーンありますよね。なので節子(の霊)が血を吸う、というイメージをかぶせてるのですかね

  8. 作者による負のご都合主義で野垂れ死にして(本来なら軍人の子どもは、ちゃん保護されるとの事)、死後も天国に行けずに何十年も死ぬまでの映像を繰り返し見させられるとか理不尽も甚だしい……
    ( =Φ人Φ=)づ彡

  9. ほのめかす。匂わせる。暗に示す。間接的表現。
    日本的文学的ですね。
    私は自分が清太だったら、もっと上手く立ち回れるんだろうか、やっぱり節子を死なせたんじゃないだろうかと、シミュレーションした記憶があります。

  10. 節子が死んだ後の清太の行動や表情のこととか、光が死と結び付いてることとか、確かに合点が行く。清太は節子に取り殺されたのだという解説も、ほほうなるほど、と、一応思える。
    しかしだよ。冒頭の最初のシーンは現代であることが柱の灰皿で示されてるなんて、説明されても「はぁ?」としかならんわ!もっと分かりやすく描かんかい!見えるかそんなもん!( ゚Д゚) ほんでまた岡田さんはなんでわかるん!?

  11. かぐや父『とりあえずおめえ大気圏突入な』
    かぐや『マジっスか!』

  12. 火垂るの墓を見ると大島渚監督からマイクで殴られる野坂昭如氏が思い浮かぶお年頃(●´ϖ`●)

  13. 高畑氏があの作品を心中もの・怪談ものとして扱ったのであれば、ドロップの蓋の件(くだり)は自分と清太を引き剥がし、墓を暴いた者へ節子が与えた精一杯の罰(ばち)であり、節子の可視化は清太の死によって清太の願い(節子との再会)が成就した事を表している、と考えた方が自然な気がしました。

  14. 大阪の番組だったと思うが、野坂昭如氏が娘から、国語の授業で作者の気持ちを問われたとの事で、「締め切りに追われて必死だった」って答えた話。作者の気持ちなんて、作者しか分からないんだなと再認識した。

  15. 火垂るの墓は凄い映画ですが、可哀想過ぎて もう観れないと思っていました。でもオカルトの要素が入っているとか煉獄とか、岡田先生の話を聞いて、もう一度 みたくなりました。ホラーでも 節子が復活してお兄ちゃんが救われたんだったら良かった。

  16. 小さいころ怖いやら悲惨やらで見れんかったわw

  17. 野坂昭如さんの原作があまりにもリズミカルにあっけらかんとしていてびっくりしました。(最初のページに全く読点がないのもびっくり!)感傷とは縁のない淡々とした描き方で恐ろしいものが日常だったことが伝わってきます。
    戦中世代は日常描写に懐かしさを感じる方もいるようです。私にとっては遺物のような建物や道具が現役だった時代。さらに若い方は、思い入れのない時代の日常を観てどう思うのでしょうか?
    ゼミ生も若い方が増えました。十代、二十代の方は、今よりはるかに物の無い時代に共感出来るでしょうか?(理屈で見るゼミなのに共感の有無を訊くのも何ですが)

  18. 節子のために作ったはずの雑炊や食べられたスイカ、戦時下の状況中が舞台ですが、基本的な人間の性を表現した映画でもあったのですね。
    解説ありがとうございます。

  19. お疲れ様です。
    お勉強させていただきました。
    火垂るの墓場も岡田先生の講義もすごすぎます。言葉が出てこないぐらい衝撃でした。

    講義を受けて感じたことは、一言に尽きます。
    人間……ですね。
    やはり人間は面白い生き物だと感じました。

    貴重なお時間をありがとうございました。

  20. 高畑勲監督については、最近のマニアは火垂るの墓しか学ばないってアカン事です。

    ホルスもハイジも赤毛のアンも、セロ弾きのゴーシュも、じゃりン子チエも知らないって、どうなんだ?

    宮崎駿監督にはやたらと詳しいのに。

  21. 関係ないけど、清太とはだしのゲンの元が入れ替わったら・・とか想像をしてしまう(^◇^;)
    働き者やし叔母さんとの仲も良好やろうなあ

  22. ありがとうございます。
    なぜあの映画を見て、みんなが泣いてるなか、自分一人が怖がっていたのかわかりました。
    岡田先生のように一つ一つ理解した訳ではないですが、直感的に感じた恐怖の理由が30年たって、やっとわかりました。そういうことだったんですね。

  23. 清太が、銀行からお金を下ろしたり薪を買ったのは三宮だったのかな?
    鉄道事情は分からないけど、空襲から終戦までに電車は復旧したのだろうか。

  24. それ以前の歴史を知らない人にはそういう解釈にはなるだろう的な動画ではあった 全ては歴史なんですよ

  25. この映画、公開当初からキネマ旬報では清太の性格を酷評する批評があったのを思い出します。当時まだ社会の中堅層だった戦中体験した人々にとって、戦中戦後を苦難の中現実に生き抜いてきた経験から清太の態度は死んで当然、ましてや幼い妹を犠牲にしている点が本当に腹立たしかったようです。なまじ軍人の息子で周囲から(本当は嫌われているが)チヤホヤされ生ぬるく育った人間の弱さを描いた映画なのかなと今は思います。

  26. 小学校で視聴の授業で観て、私だけ泣いてしまって、同じクラスの男子から
    うわー泣いてるやーん!ってからかわれて腹が立ってもっと泣いてしまって、でも、担任の先生はフォローしてくれなかった思い出。

Write A Comment