気象庁から桜の満開が発表された東京地方。
牛は2週間ほど前に梅の撮影に訪れた新宿御苑に今回は桜の撮影に出掛けてみました。
新宿御苑には広い苑内に65種類、約1,100本の桜が咲くそうですが
この日は、散り始めたもの、満開のもの、まだまだ硬い蕾のものと様々でした。
新宿御苑の桜と言えば、昭和27年から令和元年まで毎年行われていた内閣総理大臣
主催の「桜を見る会」でも有名ですが、色々と物議を呼んだため令和2年は中止となり
当時の内閣総理大臣であった菅義偉により令和3年以降の桜を見る会は中止されること
となりました。
この日は平日にも関わらず、満開予想日と満開頃の貴重な晴れの天気が明日以降続かない
との予報もあって、久しぶりに入園券売場では行列ができていて、14時頃に苑を出る
頃には、大木戸門では300人ほど、新宿門では500人ほどの入園券を買い求める為の
行列が出来ていました。
前回の梅の撮影時には 日本の方と外国の方の割合が5:5の体感比率でしたが
今日は日本の方と外国の方の割合が3:7と圧倒的に外国からの観光のお客様が多かった
ように感じられました。
多くの来園客のため、人混みをできるだけ画像内に入れないように撮影した結果
桜と周辺の建物とのコラボ画像が大多数となってしまいましたので、似たような画像が
多くなっています。
また、静止画像のスライドショーがお好きな方が多いzuiso参加者の方にも観やすいように
前半部分は静止画像のスライドショーで纏め、動画は後半部分の4分10秒辺りからに
纏めてみました。6分50秒と牛にしては長めの作品になりましたがご覧頂けましたら
幸いです。
『言の葉の庭』(ことのはのにわ)とは。。。
2013年5月31日公開された新海誠監督のアニメーション映画の題名です。
キャッチコピーは『“愛(あい)”よりも昔、“孤悲(こい)”のものがたり』。
靴職人を目指す高校生の「タカオ(秋月孝雄)」は雨の日の午前には何時も
授業をサボっては、ここ新宿御苑のいつもの屋根付きベンチで靴のデザインを
考えていて、そのベンチでチョコレートをつまみにビールを飲む謎めいた女性
「ユキノ(雪野百香里)」と出会う。
タカオはユキノに見覚えがあるような気がした為、どこかで会ったことは
ないか?と尋ねるも彼女は否定し、『万葉集』の短歌 「雷神の 少し響みて
さし曇り 雨も降らぬか きみを留めむ」を言い残して去っていった。
実はユキノはタカオの通う高校で古文の教師をしていたが、生徒からの
嫌がらせによって退職に追い込まれる。
ユキノはストレスから一時は味覚障害になって酒とチョコレート以外の味を
感じなくなってしまうが、タカオとの出会いでタカオの作る弁当の味で次第に
味覚を取り戻していく。
そんな二人の密会の場所は、いつもここ新宿御苑の雨の日の朝のこのベンチ。。。
互いに二人は言葉はあまり交わさず、『万葉集』の短歌を送ったり返したり…
そうして二人の“孤悲(こい)”のものがたりは始まるのだった。
※この新宿御苑のベンチが本作内(2:21秒辺りから)に登場します。
【撮影日】2023年3月22日
【撮影地】新宿御苑
【BGM】フリー素材
