グランツーリスモ 7 シボレー・コルベット 3代目 C3型(1968年–1982年)

シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette)は、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーブランドによって販売されている、スポーツカーである。

1968年登場。大胆に膨らんだ前後フェンダーとくびれたように見えるボディ中央部がコーラのビンを連想させたことから、“コークボトル”の愛称がある。このデザインは、このモデルを最後にデザイナーを引退したビル・ミッチェルと日系人ラリー・シノダがデザイン・スタディとして生み出したマコシャーク(Mako Shark)が原型で、そのデザインをほぼ踏襲している。ネーミングにも変化が生じ、1969年から“スティングレイ”の呼称が復活(ただし綴りはStingray)した。その後1978年のマイナーチェンジにて、再び“コルベット”名義に戻されている。

その独特なスタイルと、バリエーションにコンバーチブルと量産車初のTバールーフのトップを採用しながらも、シャシーやサスペンションは基本的に先代・C2型のものを引き継いでいる。リトラクタブルヘッドライトの機構は先代から変更され、回転式でなくカバーを上へ持ち上げるオーソドックスなメカを採用している。これは歴代コルベットの中では唯一である。エンジンラインナップは先代から変更はないが、1969年にはビッグブロックユニットが7,440ccに排気量を拡大。標準エンジンであるスモールブロックユニットも同年に排気量を5,358ccから5,738ccに拡大しているが、出力は300馬力で変更はない。また同エンジンを基本にチューニングを施したLT1ユニットは350馬力仕様に加え、1971年までは高圧縮化で370馬力にまでチューニングされたものが設定されていた。

1969年、総生産数3台(市販車両に搭載されたものはわずか2台)という幻のパワーユニット、ZL1ユニットが追加される。これはC2型コルベットに搭載されていたL88ユニットの発展型で、エンジンヘッドのみならずエンジンブロックまでもアルミ化されたスペシャルエンジンである。このエンジンはオプション設定という形でカタログに記載されたが、価格が非常に高額だったため、ごく少数の生産に留まることとなった。1971年にはマスキー法が全面施行され、プレミアからレギュラーガソリンに対応、三元触媒の取り付けなど排ガス対策に追われたため、全てのパワーユニットが軒並み20~30馬力ほどダウンすることとなる。その対策として、ビッグブロックユニットを425馬力にまでチューンしたエンジンが追加されるが、環境問題が叫ばれる逆境などを理由に1972年に廃止された。1973年にはクロームメッキバンパーを廃止、ウレタン製のものが装備されるようになる。他エンジンラインナップが大幅に整理され、ボアφ101.6×ストローク88.4mmで5,733ccのV8 OHVエンジン一本となり、標準仕様は190馬力、オプションで210馬力、更に排ガス規制の厳しいカリフォルニア州向けに、コンピュータ制御の排ガスコントロール装置を取り付けた仕様も登場した(180馬力)。1972年にエンジン性能の表示がグロス値からネット値に移行したため、従来よりも低い馬力換算がなされていたものの、このエンジンは従来のものより確実にパワーダウンを強いられていた。

C3型の最も大きなマイナーチェンジは1978年のことである。大きな変更点として、それまで垂直に降り立つリアウインドウが、ルーフからボディ後端までを繋ぐ湾曲した一枚ガラスに変化し、規制によって5マイルバンパーが装着された。オプション設定にはグラストップが追加されるが、これはコルベットがスポーツカーというより、長距離を高速で移動することに主眼を置いたGTカー的な方向に寄ったものであることを示していた。1981年にはオプション設定されていたエンジンが姿を消したが、C3型最後の年1982年には、キャブレターからインジェクションとなり、10馬力上乗せの200馬力を計上した。

トランスミッションは4速MTと3速ATが用意され、1982年には4速ATが設定されたが、この年にはマニュアルトランスミッションの設定がなく、このことからも後期のC3型はGTカーとしての位置づけを与えられていたことを裏付けている。

C3型コルベットは1982年型がラストイヤーだったが、同年に予定されていた新型コルベットへの移行が翌年にずれたため、一時は「コルベットはC3が最期」と騒がれてしまった。

『グランツーリスモ7』(GRAN TURISMO 7、GT7)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから2022年3月4日に発売されたレースゲーム。グランツーリスモシリーズのひとつ。25年間続いたシリーズの集大成といえるもので、グランツーリスモモードがワールドマップ(キャンペーンモード)として復活した。

PlayStation 5における初めてのグランツーリスモである。公式サイトでは、グラフィックからゲームシステムに至るまでの全てが刷新された作品になると伝えられている。特に下記の5点が従来と異なる特徴である。

驚異のグラフィック:4K、HDRをサポートするレイトレーシング,最大60FPSのフレームレート。
高速のローディング:SSDによるロード時間なしの場面切り替え。
アダプティブトリガー:車種ごとの繊細なコントロール。
ハプティックフィードバック:車種ごとのタイヤ感覚の再現。
対応ヘッドフォンでのTempest 3Dオーディオ技術:対応ヘッドフォンで付近の車を正確に把握可能。
これらをPS5の性能を活かした製品で当初はPS5版のみが発表されていたが、後日にPlayStation 4版の発売も正式発表された。同一タイトルが異なる世代のゲーム機で発売されるのはグランツーリスモシリーズでは今回が初めてとなる。

また、発売直前にはGT SPORTで4万5000時間にも及ぶ深層強化学習によりタイムトライアル・レースにおいて数多いプレイヤーを打ち負かしたAI『GT Sophy』が発表され、時期は未定ながらもゲーム内への実装が予定されている。 #グランツーリスモ7 #ps5グランツーリスモ #gtsport

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