📝 範馬勇次郎
『刃牙』シリーズに登場するキャラクター。
「地上最強の生物」「オーガ」「巨凶」など数々の称号を持つシリーズ最強の人物。主人公である範馬刃牙の父親であり、同時に最も因縁深い敵でもある。
ライオンの鬣のような赤色の怒髪をオールバックにしている。
「オーガ」の肩書は背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が打撃に特化した形状に変化しており、その形が鬼の貌に見えることに由来する。
基本的に軽装で黒のカンフー着、カンフーシューズを見つけている事が殆どである。
初期は普通の肌だったが最大トーナメント編の中盤から段々と肌の色が黒くなり、現在は常に肌が黒光りしている。
この作品を象徴する人物であり、その圧倒的強さと存在感たるや他の登場人物でも比肩しうる者はいない。
「地上最強」の異名の通り、何者も超える事が出来ない絶対的な強さを劇中で見せている。
その強さ故、性格は我儘で傍若無人なエゴイストだったが、物語が進むにつれ丸くなっていく。
また力無き者の希望の星であるマホメド・アライを尊敬していたり、仲間達とのチーム戦を楽しんだり、食事のマナーを熟知していたりするなど、様々な側面を見せるようになる。
特定の格闘技術などは全て「弱者=自分以外の全てが使うもの」として基本的には使わず、自らの戦闘センスと常軌を逸したフィジカルのみを信じる。
あらゆる格闘技の技術・知識・理論に精通するが、その上でそれらの瑣末な技術は「弱者の小細工」と一蹴する。
相手の攻撃を回避するのは極稀であり、自らの生死に関わると判断した場合のみである。