大きな耳がかわいいウサギの女の子が今年の夏、高知県四万十市の住宅イベント会場から、消えた。いまも行方がわからない。
行方不明になっているのは、「ミッフィー」のバルーン人形。ミッフィーは人気絵本の主人公で、総合住宅メーカー「ミサワホーム」のイメージキャラクターにもなっている。
 ミサワホーム四国(高松市)の四万十オフィスが7月13日から3日間、四万十市具同のショッピングセンターの駐車場で住宅説明会を開催していた。会場には、ミッフィーのバルーン人形7体が並んで家族連れを出迎えた。身長約110センチの白い体に赤やオレンジ、青など7色の洋服を着ていた。だが、2日目の14日早朝、人形一体がなくなっていることに女性社員が気づいた。黄色い洋服を着ていた一体だった。周囲を探したが見つからない。誰かに持ち去られた可能性が高い。
 「さがしています!」「7月フジグランでのイベントでいなくなってしまいました!」「黄色の洋服 大きな耳に お口は×」「ほかのミッフィーたちも仲間の帰りを待ってます!」
 同オフィスはこんな文言の写真付き広告を幡多地区に配られる新聞の折り込みチラシに入れ、情報提供を求めている。

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