【パッキング必勝法が知りたい】

海外出張を控えて、クローゼットの奥からスーツケースを引っ張り出しました。愛用しているのはRIMOWAの「トパーズ」と「クラシックフライト」。「トパーズ」のほうは会社に入って数年、おそらく初めての海外出張? あるいは初めてのハワイ旅行? もはや記憶もあいまいなのですが、何か海外に出かける用事があって、せっかくなら……と買ったもの。20代前半の女子としてはかなりの「清水」な覚悟で、お店に行ったのを覚えています。

10数年使っていると、傷やへこみがついたり、車輪も何度か取り替えてはいますが、さすがに丈夫。年季が「味」っぽくなっているのもお気に入りなのですが、難点は少し重いこと……パンパンに詰めるとエコノミークラスでは重量オーバーになることもしばしば。もともとバックパッカー派で「旅の荷物をいかに軽くするか」ということに腐心してきたのですが、仕事だとそうもいかず「それならスーツケース2個で出かけたほうがよくない?(日系の航空会社はエコノミークラスでも2個預けられますよね)」と、2個目の購入を思い立ちました。

ちょうど旅先で、「日本よりお得に買えるはず!」と入ったRIMOWAのストア。本当は軽い「サルサ」にしようと思っていたのですが、会計を終えて出てきたその手にはまたしてもシルバーに輝く「クラシックフライト」のスーツケース……うっかり見た目を優先してしまいました。スクエアなフォルムに、革巻きのハンドル。内側のファブリックが飛行機柄なのも可愛い。ソフトケースやポリカーボネート製のラゲッジに比べたらやはり重量はありますが「自分の責任! 自分の責任!」と心で唱えながら、2個のスーツケースを転がしております。

ちなみに、パッキング苦手な自分がたどりついた方法は「思いついたら放り込む方式」+「基本セットを作っておく方式」。できたら1週間ぐらい前から、寝室にスーツケースをあけっぱなしで置いておき、必要だと思われるものや、そうだこれ旅先で着ようという服などをその都度放り込んでゆきます。機内で使うグッズや、スキンケアセット、家族旅行のときの子供の荷物などは基本的な内容を決めてリスト化。でも、ここまでやっても忘れ物をするのです……旅慣れた人のパッキング必勝法を教えてもらいたいです。(編集O)

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