千街晶之・若林踏・杉江松恋の書評家三人が国内ミステリーのベスト10を選ぶ、唯一の投票ではなく議論で決まる年間ランキングの2024年度版です。「道玄坂上ミステリー監視塔」連載中のポータルサイト「リアルサウンド」(blueprint社)認定として、後日記事にもなる予定ですので、そちらもご期待ください。

唯一の人気投票ではなくて議論で決まるランキング、ぜひご覧ください。二人がそれぞれ十作を挙げ、一位十点、二位九点という形で集計して、全体の予備投票順位を出しました。下位のものから紹介していきますが、もちろんこの中からランクインする作品が出る可能性もあります。議論次第。続いてその2。
候補作一覧は以下から。作品名五十音順です。

『明智恭介の奔走』今村昌弘(東京創元社)
『永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした』南海遊(星海社FICTIONS)
『了巷説百物語』京極夏彦(KADOKAWA)
『彼女が探偵でなければ』逸木裕(KADOKAWA)
『虚史のリズム』奥泉光(集英社)
『地雷グリコ』青崎有吾(KADOKAWA)
『それは令和のことでした、』歌野晶午(祥伝社)
『探偵は御簾の中 同じ心にあらずとも』汀こるもの(講談社タイガ)
『日本扇の謎』有栖川有栖(講談社)
『バーニング・ダンサー』阿津川辰海(KADOKAWA)
『伯爵と三つの棺』潮谷験(講談社)
『春のたましい 神祓いの記』黒木あるじ(光文社)
『檜垣澤家の炎上』永嶋恵美(新潮文庫)
『ぼくは化け物きみは怪物』白井智之(光文社)
『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』斜線堂有紀(双葉社)
『密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック』鴨崎暖炉(宝島社文庫)
『乱歩殺人事件 「悪霊」ふたたび』芦辺拓・江戸川乱歩(KADOKAWA)
『六色の蛹』櫻田智也(東京創元社)

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