外出自粛中の今こそ!「観たい」&「読みたい」名作映画【洋画編】


外出自粛中のいま、自宅では何をして過ごしている?多くの人が”おうち時間”を豊かにするための方法を模索しているなか、最も手軽に楽しめるのは、動画配信サービスなどでの映画やドラマの一気見ではないだろうか。

しかし、「それすらもう飽きた!」という人におすすめしたいのが、名作映画の”原作”を楽しむ時間だ。そこで今回は、新旧の名作映画とともに、各作品の原作小説をご紹介。時間のある今だからこそ、名作の醍醐味を映像と活字の両方で味わってみては?


写真2枚目 ティファニーで朝食を(1961年)
オードリー・ヘプバーン主演の名作映画といえば、『ティファニーで朝食を』。主人公のホリー・ゴライトリーと、彼女を取り巻く男たちを描いたこの作品だが、トルーマン・カポーティによる原作はまだ読んだことがないという人も多いのでは?映画史に残る、あの「ショーウインドウ前でクロワッサンをかじる」というシーンが原作に実はないなど、映画との違いも多数。話題となった村上春樹による翻訳など、原作のバリエーションも豊富だ。


写真3枚目 若草物語(1949年)
グレタ・ガーウィグ監督により、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』として2019年にも映画化されている『若草物語』。マーチ家の四人姉妹を中心に描かれる本作は、ルイーザ・メイ・オルコットによる同名小説が原作だ。映画やドラマを含む映像化も幾度となくされているため、原作と併せて各作品ごとの演出の違いを楽しんでみるのもおすすめ。


写真4枚目 ベニスに死す(1971年)
映画界の巨匠、ルキノ・ヴィスコンティ監督作品である『ベニスに死す』は、今なお映画史に燦然と輝く名作。原作はトーマス・マンの同名小説であり、こちらは1912年に発表されている。映画では作曲家のグスタフ・マーラーによる楽曲が効果的に使用されているが、これはトーマス・マンがマーラーを主人公のモデルのひとりにしていたからだと言われている。映画の美しい映像美はもちろん、原作の難解かつ繊細な世界観もぜひ堪能してみて。


写真5枚目 プラダを着た悪魔(2006年)
ファッション映画の代表格である『プラダを着た悪魔』は、ローレン・ワイズバーガーによる同名小説の映画化作品。実際にUS版VOGUEで働いていた経験のある作者による、ファッション業界のリアルな描写が好評を博した。何度観ても飽きない軽快さが魅力の作品だが、実は映画と原作ではストーリーから登場人物に至るまで細かな変更が行われている。続編である『プラダを着た悪魔 リベンジ! 』も刊行されているので、その違いを楽しみながら原作の続編にも手を伸ばしてみて。


写真6枚目 レ・ミゼラブル(2012年)
2012年に話題を呼んだ『レ・ミゼラブル』は、ミュージカルとしても有名な作品の映画化。原作はヴィクトル・ユゴーによる同名小説で、日本では『ああ無常』のタイトルでもおなじみの名作だ。有名な「銀の燭台」のエピソードもこの小説が初出であり、作品が発表された当時の時代背景も繊細に描写。混沌とした今の時代だからこそ読みたい一冊だ。


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