「もう、9月よね。早く栗月下を買いに行かなきゃ!」。きっかけはライターさんから聞いたこの一言。“くりげっか”という耳慣れない言葉に、思わず聞き込み開始。ライターさんいわく「栗月下はたねやの秋限定のお菓子で、一見ようかんに見えるけど、本当に栗を食べてるみたいな味わいなの。毎年、必ず買いに行ってるのよー」とのこと。
話を聞いただけでは、どんな味かがイメージがつかず、いてもたってもいられずにお店に走りました。
食べてみると、食感、味ともに、栗そのもの。独特のちょっともそもそした食感やじんわりと口の中に甘みが広がる感じが、本当に栗!
なんです。茹で栗なんて、もう何十年も食べていなかったのですが、子どもの頃に初めて食べた時の「なんだ、このもそもそして甘い食べ物は!」という衝撃がぶわ〜っとよみがえりました。
実は、祖父が丹後出身だったこともあり、秋になると毎年栗を送ってくれていたんです。そのため子どもの頃の特別な秋のおやつといえば茹で栗。そういえば母が運動会の時に栗入りのお赤飯を作ってくれて、それだけを励みに苦手な徒競走を乗り切ったことがあったな、と懐かしく思い出しました……。
ちょっぴりノスタルジーに浸れるこちらは、9月から2月上旬までの限定発売。写真のものはハーフサイズで、7mmくらいに薄く切って食べるのがおすすめです。(編集M)
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