【2020春夏コレクション 〜NY編〜】
アメリカファッション協議会(CFDA)の会長に就任し、今回のNYFWの会期短縮に一役買ったトム・フォードは、NYの地下鉄でショーを開催。アンディ・ウォーホルとイーディ・セジウィックがマンホールカバーから出てくる60年代の写真や、80年代の映画「サブウェイ」からアイデアのヒントを得たというコレクションはら「ラグジュアリー・スポーツウェア」を軸に展開。息子の友人が着ているナイロンのバスケットボールショーツをシルクやレザーで仕立ててみたり、1969年のサンローランと彫刻家のクロード・ラランヌとのコラボレーションにインスパイアされたという甲冑ブラ(これは着る人の体型を模ってつくるオーダーメイド!)、さらに光沢感のある素材を使ったキャップなど、デイウェアにクチュールライクなアイテムを取り入れる提案が印象的だった。

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