本日も甲子園で熱戦が繰り広げられました‼️
勝利した学校は更なる頂きを目指し、惜しくも敗戦した高校の分まで頑張って頂きたいですね😁

⚾️〜あの夏の記憶〜⚾️

第三回目の本日は、前回のつづきとなります。
24年前にplay back‼️
全国大会の決勝に自分がいるなんて…
試合当日はそう思っていた。
でもここまで来たら勝たなきゃ意味がない!
泣いても笑ってもこの先輩達、このチームで出来る最後の試合。
2年生レギュラーが多かったこのチーム。どうしても先輩達に最高の結果をプレゼントしたい。
そして監督を優勝監督として胴上げしよう!
僕達は密かに2年生だけ集まりそう誓った。
相手は強敵、中本牧シニア。
同じ支部に属する中本牧。
予選大会ではベスト8で対戦し、倒している相手。予選の敗者復活から勝ち上がりここまで来た。
予選で勝っても今日勝たなければ本当の勝ちにはならない!
「必ず優勝旗を浜松に持ち帰る!」
と、キャプテンの後藤さんは皆に激を飛ばし試合が始まった。
試合はあっという間にに終わっていた。集中し過ぎてたせいか、興奮し過ぎていたせいか、ほぼ試合内容を覚えていない…
それでも、鮮明に覚えている記憶が一つだけある。
それは、4打数0安打3三振という不甲斐ない結果。
まさに、たんきゅうたんてぃんたんたんてぃん。勝利のお酒はたんたかたん!!…である…。
ちょっと何言ってるかわからない…
今サンドウィッチマン富沢さんのような返しをしたあなた。
You tube で「古賀シュウ 長嶋三奈」と検索したらわかってもらえると思います。
1試合3三振など記憶の限りこの試合しかない…と、、思う。。
左ピッチャーの巧みな変化球と、外から内に入ってくるクロスファイヤーのストレート。全く打てなかったのである。
結果、チームは敗戦し準決勝。
試合後の監督のラストミーティングにチーム全員が涙した。
「お前達は新チーム当初、このシニア始まって以来の最弱なチームだと頭を抱えていた。正直、どうしたら勝てるのかわからなかった。そんな史上最弱なチームが、今どこにいる?ここはどこだ?目指してた神宮球場、それも全国の決勝だ。これは、紛れもなくお前達が掴みとったものだ!今日勝たせてやれなかったのは俺の責任だ。皆、良くやってくれた!ありがとう‼︎胸張って浜松帰ろう。」
そんな言葉をかけてくれた。
自分の不甲斐ない結果を重ね、悔やんでも悔やみきれなかった。
先輩達を最高の形で引退させると誓ったのに…
優勝監督として胴上げしたかったのに…
どれだけの涙を流しただろう…
中々止まらなかったのは覚えている。
しかし、そんな僕に一つ大きなサプライズが用意されていた。
それは閉会式の出来事である。
今大会のベストナイン賞の発表が投手から発表されていきました。
内野手部門で我らが師匠の後藤さんが選ばれた。自分のことのように喜び、うん、当然だ!とも思っていた。
続いて外野手部門の発表。
まさかだった…
「浜松リーグ 野久保直樹君」
そうアナウンスを告げられる。
耳を疑った。
全試合合わせると打率もそんな良くないはず…
しかし、準々決勝の活躍が評価されたらしい。
恥ずかしながら前に出て行ったのが懐かしいw
そして、2枚目の写真を見て、高校野球マニアは震えるのではないだろか?w
ベストナインの中に、後に横浜高校で春夏連覇を遂げた主軸メンバーが4人もいるのである。
左から、小山さん、常盤さん、後藤さん、小池さん。
(この時をきっかけに今でも仲良くさせて頂いております)
夢の豪華メンバー!
3枚目の写真のオーダーを見ると、松本勉を含めこの中本牧シニアには、春夏連覇の主軸メンバーがなんと5人。
そんな中に自分がいる。
今、この写真を見ると自分でこう思う。
「野球のピークだったな」ってw
〜おわり〜
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