こんばんは。

今夜の第3話は、
みすずさん出てきませんでしたねぇ。

代わりにと言ってはなんですが、
こちらの和装羊を。

江戸小紋の「極鮫」という柄で、
絽の夏着物を仕立てて頂きました。
「鮫柄」よりも更に細かい「極鮫」は、
図柄を合わせるのが非常に難しく、
息一つで見当がズレてしまいそうなほど繊細。
高い集中力と、熟練の職人技とが成せる
もはや芸術作品です。

色は、柔らかいブルーグレー。
見ているだけで優しい気持ちになれる
その色の奥深さは、mg単位の染料の調合の賜物。
湿度や気温、光、風などの自然にも左右されるため、
自然との対話が一番の鍵なのではないか、
なんて思ったり。

袖を通すと、
絽がさらりと肌を撫でて涼し気持ちいことと言ったら。
夏にお着物なんて暑そう、とよく言われるけれど、
着てしまえば、本当に涼やかな衣服なんですよ。
(着付けは確かに汗をかく笑)

今夏は、竺仙の懸崖菊柄の浴衣も、
文字通り、湯上がりで着る用に仕立てたので、
おうちでも和装を多く楽しみたいと思います。

今夜も熱帯夜。
どうか皆様、涼を取りつつ健やかな眠りを。

第3話、視てくれてありがとね。

ではでは、おやすみなさい。

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