広大な敷地に省エネ集合住宅が建ち並ぶボーバン地区。

元は軍、フランス軍が使用していた地区で、土地の解放が決まった時に市民たちが投資しエコタウンにすると決め、ディベロッパーを介入させずにそれぞれの住人グループが建築家に依頼してつくった集合住宅群。

住宅地には車が入れないことを住民たちで決め、駐車場は地区の両端のみ。もしろんカーシェアなどもある。
沢山ある建物の間には、住民の意見を取り入れた公園があり、集合住宅といっても解放的。

いろんな建築家さんにオーダーしているから、住宅地といっても画一的じゃない。

若いカップルが多く移り住んだので、子供が多いそう。こんな集合住宅が都心にあれば、今すぐ住みたい人は多いはず。

フライブルクにいると、市民が強いなぁと思う。
誰か任せにせず、住むもの同士が意見を言い合い、より良い環境を勝ち取ってきた歴史がある。(なにせ、市民と学生による原発反対運動が成功した街だし、環境運動が始まった街でもあるそうだ)

何事も諦めちゃダメだなぁと、フライブルクにいると感じます。
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