【買うべきものは、身体が知っている】 「こ、これは私が買わなくてはならない!!」と身体の底から湧き出る使命感に駆られたことがあります。3年前にNY取材で出張中、取材先の「Edit」というセレクトショップでみつけたこのネックレス。フェザーを模したゴールドが繊細で素敵~♡と思ってオーナーに話を聞くと、これは、リアルなフェザーをゴールドコーティングしたものだと説明され、稲妻に撃たれたような衝撃を受けました。あの柔らか~い羽を金で固めるなんてアイデアがあったのか!と。見れば見るほど美しく、触れば触るほど手放せなくなってしまいました。他にゴールドのチェーンもあり、そちらの方が本当は欲しかったのですが予算が折り合わず断念。レザーの紐バージョンを連れて帰ることに。
それから半年後でしょうか。パリ在住のジャーナリスト乗松美奈子さんから、友人のAurelie Bidermannが作るアクセサリーがとても可愛いとの情報が入りました。写真を見せてもらうと、このフェザーネックレスがあるじゃありませんか! 「こ、この人のネックレス、持ってます!!」とかなり鼻息荒くアピール。そこで初めてブランド名を知るという、ファッション誌編集者としてはあるまじき落ち度ですが、自分のセンス、間違って無かった!と少し自信がつきました。そしてやっぱり、ビビビときたものは買っておいた方がいいんだ、とこのネックレスを見るたびにお金が貯まらない言い訳にしています。(編集K)
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