【もうひとつの「ボレロ」】 発売中のSPUR12月号では、シルヴィ・ギエムのインタビューを掲載しています。12月の日本での公演を最後に引退を決めた彼女の、率直な胸の内を語っているのでぜひご覧ください。

さて、シルヴィ・ギエムの代名詞と言えば、モーリス・ベジャール振付の「ボレロ」ですが、男性でも「ボレロ」が代名詞と言われるバレエ・ダンサーがいたのをご存じですか? その名は、ジョルジュ・ドン。彼が出演する映画『愛と哀しみのボレロ』が恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAで11月13日まで公開されています。バレエ・ダンサーのルドルフ・ヌレエフ、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤン、音楽家のグレン・ミラー、シャンソン歌手のエディット・ピアフの4人をモチーフに1930年代〜80年代のパリ、ニューヨーク、モスクワ、ベルリンに生きる人々を描く壮大な叙事詩。3時間を越える作品なので、途中、いつ終わるんだろう……と思う場面もありますが、最後、パリのトロカデロ広場でジョルジュ・ドンが「ボレロ」を踊るシーンは、圧巻。何よりも、登場人物たちの“音楽があればどんな苦難も乗り越えられる”という力強いメッセージがひしひしと伝わってきます。名作を映画館で見られる機会にぜひ。(編集M)

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