【スワロフスキーと映画の120年】
オードリー・ヘップバーンが映画『ティファニーで朝食を』で身に着けていたアクセサリー、エリザベス・テイラーが演じた『クレオパトラ』の豪華絢爛な衣装、2004年に公開された映画『オペラ座の怪人』に登場したシャンデリア。これらに共通するのは、すべてにスワロフスキーのクリスタルが用いられているということ。そんな知られざる秘密を教えてくれるのが、スワロフスキーの創立120年を記念してリッツォーリ社から出版されたブランドブック『SWAROVSKI Celebrating a History of Collaborations in FASHION , JEWELRY , PERFORMANCE , and DESIGN』(15,800円、スワロフスキー銀座で発売中)。 実は、スワロフスキーが創立された1895年は、リュミエール兄弟が「シネマトグラフ」を開発し、映画が誕生した年でもあります。人生をとっておきの物語で彩ってくれる映画と、映画を妙なるきらめきで彩ってくれるスワロフスキーのクリスタル。その2つが同じ年に生まれていたというのは、偶然とはいえ面白い一致。そんな偶然に思いを馳せつつ、本のページをめくっていると、まるで時間を超えた旅をしているよう。英語で書かれているため、残念ながら文章を読むのは一苦労ですが、120年に及ぶ時間旅行が凝縮されているので、見ごたえは十分。先に挙げた映画やステージで使用された作品のほか、スワロフスキーのブランドヒストリーや、ファッションメゾンとの取り組み、トップデザイナーや建築家とのコラボレーションなどが貴重なアーカイヴ写真とともに掲載されています。まぶしい輝きをぜひご覧ください。(編集M)
#swalovski
WACOCA: People, Life, Style.