このトランクを見てピンときた方は、かなりのウェス・アンダーソン好きですね。映画『ダージリン急行』のために監督がマーク・ジェイコブスにデザインを依頼した、ルイ・ヴィトンの特注トランク。映画の中では、インドを旅する三兄弟が父親の形見として大事に持ち歩いていました。「J.L.W.」は、彼らの父親のイニシャルです。
幻のアイテムが間近で見られるのは、今日から6月19日（日）まで開催される『Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton （空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン）』展。特設会場のある麹町は、1978年に日本初の店舗をオープンした縁のある場所です。
全部で10の部屋からなる今回のエキシビションは、創業者一族のアーカイブなどから厳選された、19世紀末から今日までのルイ・ヴィトンの軌跡をたどる旅。日本でしか目にすることのできない展示品もそろい、かなり見応えがあります。
今週末なら、会場から出てすぐの通りに咲く八重桜も楽しめそうです。（編集H）
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