忘れもしません。ケイト・モスがピート・ドハーティと付き合っていた2005年頃。グラストンベリーのフェスでスナップされた写真がファッション誌に掲載されたんです。ショートパンツに合わせていたのは、ハンターの長靴! 泥んこになったカーキ色のそれが最高にかっこよく見えました。長靴っておしゃれになるんだ、とアハ体験。それから私の長靴道が始まりました。ハンターも、イーグルも通ってきましたが、私が着用すると、どうしても拭い去れない田舎感が。実家の畑にいるみたいで、なんとも悔しい思いをしました。同僚が履いているJ&M デヴィッドソンのレインブーツも素敵だけれど、品がありすぎて、マイ・ワードローブにマッチせず……。苦節12年、やっと出会ったのがデンマークのアウトドアブランド「イルセ ヤコブセン・ホーンバック」のブーツです!
写真はボルドー(¥23,000)。足首にかけて細くなる部分が程よく見えるショート丈。デニムにも、スカートにもちょうどいいバランスが作れるし、タフなデザインだけど、北欧らしい凛としたムードが保たれているのがいい。最高級の純粋な天然ゴムを使用した美しい表面に対して、内側にはコットンビスコースを配しています。ラバー製のブーツってムレがちですが、このライニングが汗を吸って、蒸し暑い夏の雨の日も快適でした。もちろん、寒い日も温かい。
秋冬のトレンドでもあるヴィンテージ風ワンピースのはずしにもちょうどいいですよ。自信をもってお勧めしたいレインブーツです。(編集K) #イルセヤコブセンホーンバック #イルセヤコブセン #rainboots #katemoss #petedoherty #フェス #レインブーツ #アウトドア
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