文豪・小泉八雲が松江時代に信頼を寄せた教師・西田千太郎が暮らした住宅に活用に向け、松江市のNPOが3月からクラウドファンディングを通じて修繕費用の寄付を募っています。
文豪・小泉八雲とその親友・西田千太郎。
2人をキャラクターにした漫画で松江の街歩きをガイドします。
西田千太郎の旧居を守るための寄付へのお礼の品として制作されました。
寄付を募っているのは、松江市のNPO「まちなかプラン」。
松江市の新雑賀町に今も残る西田千太郎の旧居の保全などに取り組んでいます。
3月5日、松江市役所で住宅の修繕費を調達するためのクラウドファンディングへの協力を呼びかけました。
西田千太郎は、小泉八雲が信頼を寄せた旧制松江中学の教員で、八雲の妻・セツをモデルにしたドラマでは、俳優の吉沢亮さんが演じる中学教師のモデルとして話題となりました。
中村友香記者:
こちらが西田千太郎さんの旧居です。歴史を感じる建物ですが、屋根や雨どいがボロボロになってしまっています。
住宅は約160年前の明治2(1869)年に建てられました。
八雲は松江時代、ここを30回訪れたとされ、当時の交流を記した貴重な資料も見つかっていますが、老朽化が進み、活用を続けるには修繕が必要な状態です。
修繕には全体で約1500万円かかる見込みで、今回は屋根の修繕費として300万円を目標に寄付を募ります。
一般社団法人まちなかプラン・宮澤文雄さん:
西田千太郎という人物の理解を通して、自分たちも町の魅力を再発見してもらえたらと思っています。
これまでに寄せられたのは、目標の半分の約150万円。
寄付は4月20日まで受け付けていて、寄付額に応じて漫画ガイドブックやポストカード、菓子などの返礼品が贈られます。