テレビ朝日「ドラマフェス2025夏」3夜連続新作発表会見レポート

2025年6月23日(月)、テレビ朝日主催による大型合同記者会見「tv asahi DRAMA FES 2025 Summer」が開催され、7月期の夜9時ドラマ3作品の豪華キャストが一堂に集結した。この会見は、火曜・水曜・木曜の夜9時枠で放送予定の新ドラマ『誘拐の日』『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』『しあわせな結婚』の合同PRイベントとして、多くのマスコミ・ファンの注目を集めた。

火曜夜9時『誘拐の日』には、斎藤工、永尾柚乃、江口洋介が登壇。斎藤は「これは単なるサスペンスではなく、人間の再生の物語でもあります」と語り、共演の永尾柚乃との現場でのエピソードを振り返りながら、役柄への真摯な姿勢を見せた。永尾も「最初は緊張していたけど、撮影が進むにつれてお兄ちゃんみたいに感じました」と話し、和やかな雰囲気を作った。江口洋介は「人間の本質を描くドラマ。台本を読むたびに自分の価値観を問われているようだった」と語り、本作の深みをアピールした。

水曜夜9時のドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』は、ハードアクションと心理サスペンスが融合した異色の刑事ドラマ。主演の大森南朋は「熱量の高い現場。実際の警察官さながらの訓練も受けて臨んでいます」と語り、共演の相葉雅紀は「初めて本格的に銃を持って走り回りました。全身筋肉痛です」と笑顔で撮影秘話を披露した。松下奈緒も「女性刑事としての強さと人間味、両方を出すために毎日試行錯誤でした」と語り、体当たりの演技に注目が集まった。

木曜夜9時『しあわせな結婚』は、“ラブストーリー×マリッジ・サスペンス”という異色のジャンルを融合した完全オリジナル作品。主演は阿部サダヲと松たか子。50年間独身を貫いた男と、謎多き女性との電撃結婚。だが、その背後には「重大な秘密」が隠されていた。脚本は『光る君へ』で知られる大石静が担当し、現代の愛と結婚を問い直すようなスリリングな物語が展開する。

阿部サダヲは「愛がテーマだけど、それだけじゃない。結婚という制度が持つ闇や重さに向き合うドラマ」と語り、松たか子も「演じていて、自分がどこまで信じてよいのか揺れる瞬間が何度もあった。台本を読むたびにハラハラしている」と話した。

記者会見中には作品の枠を超えたクロストークも行われ、斎藤工が松たか子に「だましてすみませんでした」と突然謝罪。これは2021年の『大豆田とわ子と三人の元夫』での共演を指しての発言で、斎藤が演じた結婚詐欺師が松の演じるとわ子に近づいたという因縁からくるもの。放送局の垣根すら越えたこのジョークに、会場は大いに沸いた。

さらに松下奈緒は、以前の共演で阿部サダヲが土下座した際、あまりの勢いで衣装のズボンが破けたという笑い話を披露。阿部も「土下座は私の得意技」とユーモアたっぷりに応じ、笑いが絶えないトークセッションとなった。

このように3作品は、ジャンルもテーマも異なりながら、それぞれに強烈な個性を持ち、今夏のドラマ界に鮮烈な印象を与えるであろう期待作。火曜の『誘拐の日』は心の再生を描き、水曜の『大追跡』は国家の正義と人間の葛藤を描き、木曜の『しあわせな結婚』は結婚の本質を問いかける。

また、このイベントの注目点は、キャストたちの信頼関係や過去の共演歴が自然なチームワークを生み出している点。記者会見中も終始和やかな雰囲気で、互いのエピソードや作品をリスペクトし合う姿が印象的だった。

2025年夏、テレビ朝日は火曜から木曜まで、異なる色を持った3つのドラマで夜9時を彩る。「ヒューマンサスペンス」「アクション警察劇」「ラブ×ミステリー」の三拍子揃ったゴールデン枠は、多くの視聴者にとって忘れられない夏の記憶となるだろう。

それぞれの作品が持つテーマの深さや、キャストの演技力、脚本の完成度、どれを取っても高水準で、まさに「ドラマフェス」と呼ぶにふさわしい内容だった。この夏、テレビ朝日の3夜連続ドラマは、目が離せない。

#テレビ朝日
#ドラマフェス2025
#誘拐の日
#大追跡
#しあわせな結婚
#斎藤工
#永尾柚乃
#江口洋介
#大森南朋
#相葉雅紀
#松下奈緒
#阿部サダヲ
#松たか子
#大石静
#マリッジサスペンス
#刑事ドラマ
#ヒューマンドラマ
#夏ドラマ
#記者会見
#ドラマ好きと繋がりたい
#夏ドラマ2025
#注目ドラマ
#連続ドラマ
#ラブストーリー
#サスペンスドラマ
#警察ドラマ
#家族の形
#再生の物語
#結婚の意味
#豪華キャスト
#話題作
#夏の注目作品
#三夜連続ドラマ
#ドラマフェス
#テレビ朝日ドラマ
#阿部松コンビ
#斎藤工ファン
#相葉雅紀主演
#松下奈緒美しい
#松たか子の魅力

Write A Comment

Exit mobile version