映画『ルームロンダリング』(2018)
池田エライザが訳あり物件を浄化するオカルト女子を演じたファンタジー
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映画『ルームロンダリング』(2018)
劇場公開日:2018年7月7日 109分

《作品紹介》
いわくつきの物件に住んで部屋を浄化するアルバイトをしながら、幽霊たちの望みをかなえるために奔走するヒロインを描いたコメディー。孤独なヒロインがワケありの部屋にいる幽霊たちの世話を焼く様子を活写する。

《あらすじ》
幼いころに父が亡くなり母は行方をくらまし、さらに祖母がこの世を去ってふさぎ込んでいた八雲御子(池田エライザ)。そんな御子に叔父の雷土悟郎(オダギリジョー)は、住むところとアルバイトを紹介してくれた。アルバイトは、いわく付き物件に入居する“ルームロンダリング”の仕事だった。自殺して幽霊になった春日公比古(渋川清彦)と生活するようになった御子は、彼のデモテープをレコード会社へ送るよう頼まれ……。

キャスト
池田エライザ
渋川清彦
伊藤健太郎

スタッフ
監督 片桐健滋
脚本 片桐健滋

《レビュー》
いわくつきの不動産物件を浄化する職業=ルームロンダリングという設定が、ユニークでまず面白い。住人が悲劇的な死を遂げた部屋に住んで、動じずにいられるのは本作のヒロインだからこそか。実在の人物なら見てみたいものだ。

ヒロインの仕事は、自殺や事件などで人が死んだ部屋に住み、事故物件の履歴を消すこと。実は彼女には霊感が備わっていて、この世に未練を残した死者たちと交流するうち、殻に閉じこもっていた生き方を変えていくことになる。

セリフの少ない難役ながら「閉」から「開」へといたる心模様を体現した池田エライザに女優としての過ごさを見たような気がする。他人と話すくらいなら幽霊と話していた方がマシというほどの彼女だから、その心の閉じっぷりは相当なもの。

そんな彼女と、幽霊との交流がユーモラスで、またシミるものも感じた。幽霊の声に耳を傾けるうちに開いていく心。人間ドラマのナチュラルな展開が魅力な作品だと思う。

死をテーマにしながらも決して重たくならず、ほのぼのとした雰囲気ととぼけたユーモアで軽やかに見せていく演出は好感度大だと思ったし、随所でさりげなく、現代日本社会の暗部を垣間見せる構成にも、作り手の真摯な姿勢が感じられる作品だった。

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