大坂なおみが全豪オープン2025の1回戦を制し、同67位のキャロリン・ガルシア(フランス)を2-1(6-3、3-6、6-3)で下しました。昨年の1回戦で敗れた相手に雪辱を果たし、全豪では3年ぶりの勝利となります。
試合は第1セットから激しい展開に。大坂は2-2の第5ゲームでブレークし、そのまま6-3でセットを先取。第2セットでは、第1ゲームをブレイクされ、流れを取り戻せず3-6で落としました。しかし、最終セットでは1-1の第3ゲームで相手のポイントに不服そうな態度を見せ、デュースの末にブレーク。その後、第4ゲームではブレークポイントを3度救い、最後は第9ゲームでブレークして試合を決めました。
大坂は昨年、第一子となる長女を出産した影響でブランクがありましたが、今大会の前週にはASBクラシックで準優勝するなど、調子を取り戻していました。2018年の全米オープンで四大大会初優勝を果たし、2019年と2021年の全豪オープンでも優勝を飾った実力者として、今後の活躍にも注目です。