綾瀬はるか 新作映画出演で見せた”新たな決意”と俳優としての転換期
《最新作の撮影は大変でしたが、その緊張感や挑戦が私の原動力になっているんです。これからも、時には疲れを感じながらも、全力で走り続けていきたいと思います。それが私らしい生き方なのかもしれません（笑）》
『LEE』のwebインタビュー（11月20日配信）で、主演映画『ルート29』での経験を語った綾瀬はるか（39）。約1年の充電期間を経て、本作の撮影に挑んだ。
「休養中に”次は心に響く作品を”と模索していた時期に『ルート29』のオファーがあったとのこと。脚本の深い感動と、森井勇佑監督の前作『こちらあみ子』への共感、さらには同作で主演を務めた大沢一菜さん（13）の出演も決め手となったようです。
これまで『レジェンド＆バタフライ』などの大作で活躍してきた綾瀬さんですが、今回のような独立系作品に挑戦することで、新たな表現の可能性を追求する姿勢を示しています」（芸能業界関係者）
来年3月に40歳の節目を迎える綾瀬。今年7月にSixTONESのジェシー（28）との交際が明らかになった際には、結婚秒読みとの報道も出ていた。
「ジェシーさんは以前から『結婚を前提に交際する』という信念を持っており、綾瀬さんの40歳の誕生日前にプロポーズする計画だったと聞いています。
国民的女優との恋愛は、ファンにも祝福されるはずだと確信していたジェシーさん。そのため、交際発覚時に所属事務所を通じて『プライベートは任せてください！仲良くさせていただいております。ズドン』と前向きなコメントを発表しました。
しかし、予想に反してファンからの反応は厳しく、精神的に落ち込んでしまったようです。その様子を心配したグループメンバーが毎日のように励ましていたとか」（前出・芸能関係者）
2020年1月にデビューを果たしたSixTONESは、来年1月でデビュー5周年を迎える。
「STARTO社のアーティストは節目の年に特別な活動を展開する伝統があります。2025年1月から4月にかけて、グループ初となる5大ドームツアーが予定されており、メインボーカルのジェシーさんも『全力で挑む』と周囲に語っていました」
ファンの間でも、デビュー周年という特別な年をより盛り上げようという機運が高まっており、この時期の結婚発表は、その祝福ムードに影響を与えかねないという懸念があります」（前出・芸能関係者）
’26年も彼の”グループ愛”は揺るぎないものとなりそうだ。
「2026年の6周年は、6人のメンバーと”Six”という名を冠するグループにとって特別な意味を持つ年となります。そのため、メンバー全員で話し合い、既に決定している仕事以外の個人活動は、周年期間中は極力控えめにする方針を固めたそうです。
ファンの反応や、グループにとって重要な時期であることを考慮し、ジェシーさんは当面の間、結婚の計画を見直す決断をしたとのことです」（前出・芸能関係者）
ジェシーには、まだ達成すべき目標があるようだ。
「6周年イベント後は、俳優としてのキャリアを着実に築き、綾瀬さんの名に恥じない実力派俳優を目指すそうです。現在放送中の『モンスター』での好演に加え、来春には主演映画も控えています。
さらに、昨年の『ビートルジュース』での経験を活かし、舞台俳優としても本格的に活動を広げていく意向です」（前出・芸能関係者）
「結婚は焦らずタイミングをみて」
11歳年下のジェシーとの関係において、仕事への情熱を見せる綾瀬の心境が明らかになってきた。
「以前は、ジェシーさんの結婚への熱意に応えて、真剣に将来を考えていたようです。昨年9月には、ジェシーさんのルーツであるラスベガスを訪れ、彼の祖母や親族とも交流を深めていました。しかし現在は、彼の立場を理解し、結婚は自然な流れで良いという考えに変化しているようです。
そもそも彼女は2018年のテレビ番組で、『結婚も育児も具体的なイメージが湧かない』と率直に語っていたように、結婚に対して切迫感はないのです」（テレビ局関係者）
結婚を先送りにした綾瀬には、新たな目標が見えてきている。
「これまでの華やかな作品に加えて、今後は作品の質をより重視していく意向です。企画段階からの参加も視野に入れ、より良い作品作りに携わりたいとの思いがあるそうです」（同・関係者）
今年2月のMAQUIA ONLINEのインタビューでは、
《現場入り前の準備段階から参加し、脚本の打ち合わせなど、制作過程により深く関わっていきたい》と意欲を示していた。
そんな彼女には、目標とする女優の存在があるという。
2015年の映画『海街diary』での共演以来、長澤まさみさん（37）を深く尊敬し、プライベートでも親交を深めているといいます。長澤さんは、映画やドラマだけでなく、舞台でも圧倒的な存在感を放つ稀有な女優として、綾瀬さんの憧れの存在となっているそうです。「綾瀬さん自身、舞台経験がないことから、40代では新たな挑戦として舞台に立つことも視野に入れているようです」（前出・テレビ局関係者）
20代の『ホタルノヒカリ』（日本テレビ系）、30代の『義母と娘のブルース』（TBS系）と、各年代で代表作を生み出してきた綾瀬。40代ではどんな作品で新境地を開くのか――。