イタリアンホラーの生ける伝説の初期代表作「ダリオ・アルジェント 動物3部作」の一挙上映企画が11月8日(金)より公開。このたび、巨匠エンニオ・モリコーネの音楽が秀逸な各作品のオープニング映像が解禁された。
極彩色の悪夢的なビジュアルと先鋭的な音楽を融合し、それまで低く見なされがちだったホラー映画を官能的なアートへと昇華させた、イタリアを代表する映画監督ダリオ・アルジェント。今日に至るまでホラー映画のマエストロとして君臨し、全世界の映画ファンから賞賛され、多くのクリエイターに影響を与え続けている彼が1970年代前半に発表した3本の初期代表作は、いずれもタイトルに動物の名が含まれていることから「動物3部作」(アニマル・トリロジー)と呼ばれている。
このたび各作品のオープニング映像が解禁。また、鮮血の芸術家アルジェントに魅せられた清水崇、児玉美月、宇垣美里、奥浜レイラからの推薦コメントが到着した。コメント全文・一覧は以下のとおり。「ダリオ・アルジェント 動物3部作」は11月8日(金)より新宿シネマカリテ、菊川Stranger、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
推薦コメント(敬称略・順不同)
暗闇に潜む何モノかがあなたを捉え、
それを嘲笑うように、〈3つの獣〉が全てを捉えている。
サスペンス?ミステリー?バイオレンス?スリラー?エロス?ホラー?
その全てが、昨今聴かなくなったジャッロ映画だ!
あなたは3つの血生臭い事件とジャッロ映画の目撃者となる!!
──清水崇(映画監督)
鮮やかな色彩と独特で不穏な音楽、華麗な殺人描写はどこまでも美しく、まるで醒めない悪夢のよう。
デビュー作からあまりにもダリオ・アルジェント!
その耽美さに怖がりながらも思わずうっとりしてしまった。
──宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)
宙吊りにされる不条理、響き渡る虚しい声、呆気なく迎える自滅……。
独特な幕引きを仕掛けてくるダリオ・アルジェントの映画からしか得られない後味が、常にある。
『サスペリア』でしかアルジェントの名を知らないあなたにも、
この「動物3部作」をどうか思う存分味わってほしい。
──児玉美月(映画批評家)
今や代名詞となったダリオ・アルジェントの黒い革手袋。それを彼が初めて着装した監督デビュー作をスクリーンで観られる日がくるなんて。洗練された緊迫感とエンニオ・モリコーネの劇伴に身を浸し映画を丸ごと飲み込むような、強烈な劇場体験になるだろう。
──奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
#エンニオモリコーネ
#ダリオアルジェント
公開情報
ダリオ・アルジェント 動物3部作
2024年11月8日(金)より新宿シネマカリテ、菊川Stranger、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督:ダリオ・アルジェント 音楽:エンニオ・モリコーネ
提供・配給:キングレコード+Cinemago
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