「ハロー、私はナオミです。OK、気にしないで」――。
冒頭から「ハロー」の第一声で、自己紹介する珍しい展開に騒つく観衆。何よりも、慣れないスピーチにうろたえ、大坂自身が誰よりも笑っていた。トーナメントディレクターらに感謝の気持ちを表明したが、真っ先に称えるべき相手を失念していたことに、すぐに気づいた。「しまった。ごめんなさい。私はダーシャ(カサトキナの愛称)にも感謝したいです」。後ろに立っていた対戦相手を振り返り、慌てて称え始める急転換ぶりに、カサトキナも思わず笑い出してしまった。
「スーパーナイスで本当にクールな対戦選手でいてくれて。今後、何回も決勝で対戦できることを本当に確信しています。そう願っています」と軌道修正に成功。「ダーシャのチームにも感謝しています。なぜなら、スーパーナイスだったからです。おめでとう」と続けた。その様子を大坂のベイジンコーチは固まった表情で、ただただ心配そうに見つめていた。
まさかの自問自答「何か忘れてないかしら…私は何かを忘れてないかしら…」
自身の陣営、家族に感謝の言葉を述べた大坂は、完全に軌道に乗ったかに見えたが、「何か忘れてないかしら……」と自問自答し、「スポンサーにも感謝しないと!」。「アディダス、日清食品、WOWOW、あとは……ヨネックス!」とノルマクリアに両手の親指を思わず挙げると、観衆もほほ笑んだ。「何か忘れてないかしら……私は何かを忘れてないかしら……ボールキッズ! ボールキッズはスーパーに最高だったわ」と大会を支えた少年少女に感謝すると、再び拍手喝采が巻き起こった。
そして、クライマックスに全米で絶大な人気を博すナオミ語録が飛び出した。「これは、おそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです」――。満面の笑みで自虐発言を繰り出すと、スタンドもこの日一番の大爆笑に包まれた。
「この試合に来ていただいた皆さんに感謝したいです。本当にありがとうございました」と感謝の拍手を送ると、ナオミ節を堪能した観客もスタンディングオベーションで称え、「これで終わりだと思います。ありがとうございました」と締めくくった。
12 Comments
英語分かんないから誰か通訳よろ~
愛すべき大阪選手‼︎
英語解んないけど、笑顔になった
かわいいのぅ
好きだ、、
たしかにキャラは日本人だな〜笑
若すぎるなー
プリティウ―マン💓
可愛い~。
She is funny!!!!
なにヘラヘラしとんねん!笑
かわいい!笑
怒られるぞ!笑
かわいすぎる