コレクション・リポート:英セント・マーチンが2年ぶりとなる卒業制作コレクションを発表 32人の学生によるルック公開

ロンドンの名門セント・マーチン美術大学は、2年ぶりに修士号(Central Saint Martins MA)の卒業制作コレクションを発表した。そこでは、メンズにおける体の多様性や、ジェンダー・アイデンティティー、サステナビリティなどを追求するファッションが多く見られた。

「ロレアル プロフェッショナル クリエイティブ アワード(L’Oreal Professional Creative Award)」でグランプリに輝いたロンドン生まれのラテン系デザイナー、エドワード・メンドーサ(Edward Mendoza)は、アニメに登場するような、カラフルで遊び心あふれるラージサイズのメンズコレクションを発表。デザイナー自身もモデルとしてショーに登場し、ショー後、SNS等に挙がったコレクションには多く反響があった。

ショーの後にはインスタグラムで、「われわれが表現したかったことがきちんと届いて、多くの方々に共感してもらえて本当にうれしい。ランウエイやキャンペーンで多様性のために使われるトークン(飾り)としての存在じゃなくて、業界の中でもっとプラスサイズの男性を称えていきたい。コレクションには、自分子ども時代を投影している。映画やファッションシーンで、自分と同じような体型を持ち、肯定的にとらえられている人々の存在が子どものころからもっとあったらよかったのにと思う。パワフルで共感できるような姿やボディー・ ポジティブなメッセージがあったら、もっと早く自分のありのままを受け入れて、好きになれていたはず」と語った。

ルックとコラム全文は @wwd_jp プロフィールのリンクから

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