毎年パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」が日本に初上陸する「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」が、3月21日まで開催中。

フィリップ・スタルク、ジャスパー・モリソン、ロナン&エルワン・ブルレック、吉岡徳仁……といった、過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたデザイナーらによる“椅子“と”照明“にフォーカスをあてた展示は、90年代以降のデザインの系譜を見渡せるようなラインナップ。

また、3月24日~28日にパリにて開催予定の「メゾン・エ・オブジェ」に先駆けて、出展者らによる新作コレクションもお披露目。注目のデザイナーに贈られる「ライジング・タレント・アワード」を受賞した日仏の作り手によるクリエイションも展示している。

来場者を最初に迎える入り口のスペースに展示された、シャルロット・ペリアンによる家具と、ル・コルビュジエによる貴重なタペストリーもお見逃しなく。

1941年には『ペリアン女史日本創作展覧会 2601 年住宅内部装備へのー示唆・選擇・傅統・創造』展、1955年には『巴里 1955年 芸術の綜合への提案流・コルビュジエ、レジェ、ペリアン三人展』と、ペリアンやコルビュジエの展覧会を開催してきた〈日本橋髙島屋〉とフランスのデザインとの深い結びつきが垣間見える。

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