「雨の汚れを目立たせない、気遣い由来の黒エア」が起源の骨太オールブラック
本企画では既に発売済みのシューズからBegin的な名作靴をご紹介!
名付けて「名靴座(めいかざ)」。
インスタ限定の新企画、ぜひご覧ください~!
名靴座
No.06
ナイキの
オールブラック
エアマックス95
時は1996年。社会現象にまでなったハイテクスニーカーブームの発端は、この「エアマックス95」でした。しかし、それまでのエアマックス、ランニングシューズとはかけ離れた前衛的なデザインで、当初の評価は高くありませんでした。
理由はランニングシューズで重厚な黒ソールは掟破りだから。ただこれは、雨の多いオレゴンで走ってもソールの汚れが目立ちにくいという、デザイナーのセルジオ・ロザーノが考えたカラーリングによる機能だったのです。
一方で、当時のストリートでは黒ソールのアウトドアスニーカーやバッシュが人気で、逆に世のカリスマや高感度なユーザーが食い付く結果に。
’96年に人気が爆発すると、今につながるスニーカーブームの礎となりました。
そんなエアマックス95ですが、今でも買えるデザインの一つがオールブラック。
今や、オールブラックのランニングスニーカーは珍しいものではありませんが、ハイテクスニーカーブームの起源であり、当初その軽快さから「白」ソールが良しとされたランニングシューズのソールにあえて「黒」を採用し、一石を投じたエアマックス95って、他のオールブラックスニーカーより骨太な気がしません?
素材がメッシュやスエードで切り替えられているから、オールブラックでも立体的&重くなりすぎないし、「雨の汚れが目立たない」よう採用された黒をソール&アッパー全てに採用しているから、当然汚れも目立たたない!
約30年が経過した今もバリバリ現役!
スニーカー&ランニングシューズに革命をもたらした一足として、勝手に「名靴」認定させていただきます。
最新のビギン3月号では、90年代のスニーカーブームの後の、2010年代のスニーカー近代史も振り返ってますので、そちらも是非チェックしてみて下さいね‼︎
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