JJ people vol.3 #長谷川ミラ さん
@jenmilaa

『サステナブルに正解はない、だからこそ調べることが大事』

SNSや様々なメディアで、『サステナブル』を軸に情報を発信しながらモデル活動を行うミラさん。持続可能な未来を作るために世界で取り組みが行われている『SDGs』もそうですが、この2つのキーワードに対して当事者意識が持てなかったり、どう自分の生活に落とし込むべきか悩んでいる人も少なくありません。そこで、時代を引っ張る彼女のリアルな声を聞いてみました。

ミラさんが環境や社会問題に興味を持つようになったのはイギリス留学時代。

「街で会った人たちとの会話も違いました。タクシーの運転手さんにEU脱退について聞かれたこともありました。当時は『なんで関係のない私に聞いてくるんだろう』と思っていたのですが、社会や環境の問題、政治についても問われたり、意見を求められる機会が多かったんです。だから(EU脱退について)気になって調べてみると、私が住んでいた日本にも影響があることだったり、当時住んでいた場所にも関係があることに気づかされました」

何も知らなかったミラさんがまず始めたことは、分からない言葉をひたすらネットで調べること。さらに、その情報を日々アップデートすること。リベラル派からそうじゃないメディアまで、本も含めてたくさん読むこと。

「私が最近読んだのは、水筒を9000回使わないと、ペットボトルよりも優れた環境のための行動にならないという記事。仮に半分以下 の3000回使おうと思っても約8年使い続けなければいけないことになるんです。それって小学校1年生から6年生までの時間よりも長くて、そうなると私は自信がない。むやみやたらにエコバックやマイボトルをススメられなくなってきました」と最近の考え方について話す。

「だからマイボトルを持っていなくても、ペットボトルをしっかり分別することだってサステナブルな行動の一歩になると思います」

サステナブルについてどんな未来がいいのか問うと、
「答えを提供するよりも、私の活動が誰かにとって考えるきっかけを与えられたらいいなと思うんです。どんな問題でも、“みんなににこうして欲しい”とは思ってないです。日本って自分で考える教育をされていないので、(みんなが自発的に動けば)大きな一歩になるんじゃないかなって感じています」と、海外生活の経験もあるミラさんは日本の教育についても触れた。

私たちが暮らしている社会や環境問題について当事者意識を持って生きている彼女に、『長谷川ミラさんってどんな人?』と聞いたところ、
「普通です、普通の24歳。毎日美味しいご飯を食べて、働くのも好きで、大切な親友や家族と過ごすのが好き。あんまり深くは考えていないんです。ドキュメンタリー番組を観て苦しい気持ちになるときもありますが、常にシリアスなことを考えているわけでもないんです。『今は無理―!』って切り替えたりしながら生きてますよ(笑)」
自分のことを「普通」とは言いながら、これからも大切な人たちとより良い未来を過ごしていくために活動していくであろう彼女の言葉を聞いていると、『サステナ』って意外とシンプルなのかも? と思えてくる。例えば自分が好きな洋服やコスメブランドについて知ろうとする。身近なことを調べるだけで、今までとは違う景色が広がることがきっとあるはずです。

ワンピース31,900(@_estella.k_ )
ピアス¥16,000
イヤカフ¥9,000
リング¥13,000
バングル¥60,000(@e.m.portrait e.m. 表参道店)

Photography_ @daisuke.ssk
Stylist_ @i_am_ea6
Hair Make-up_ @katohairmake
Text_ @xxaichiin0126
Design_Yoshitatsu Yamaya
Composition_Dai Iwaya

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