クジャク、タヌキ、キジ、ウズラ……
これらはみな、メニューの一部なんです。

多彩な肉料を楽しめる代々木上原のフレンチビストロ「サンフォコン」へ。

メニューには 仔羊やエゾ鹿のローストといった肉料理をはじめ、パテなどのシャルキュトリや内臓料理が並びます。

ひと際目をひくのが
「タヌキのパテ キノコとクジャクのコンソメスープ」

どんな料理なのかさっぱり見当がつきません。

大きな白いスープ皿には、ローストされたキノコ類とスプラウト。
そして、白い鉄瓶が運ばれてきました。

クジャクの骨でだしを取り、さらに肉でもだしを取って作られるという「クジャクのコンソメスープ」が入っています。

それをたっぷりとかけ、いただきます。

キノコの旨みがにじみ出たスープはとても滋味深く、まさに山の恵み。

賽の目に切られたタヌキ肉はまるでベーコンのよう。タヌキと言われなければ、何肉なのかわかりません!

クジャクは、野生化して大繁殖し、害獣と化している沖縄・宮古島から。
タヌキは長野の山奥から。

それぞれ、適切な処理と手間ひまかけた仕事がなされ、美味しい食材へと昇華されています。
丁寧に、丁寧に仕上げられた、感慨深い一皿です。

見目麗しい「えんどう豆のバヴァロア」も、柚子のコンフィチュールとの組み合わせが抜群に美味しい「山ウズラとコウライキジのパテ」も、さすがはフレンチ! 手の込んだ美味しさです。

エゾ鹿は、レアな焼き加減が美味。オレンジのソースの爽やかさがいい感じです。

どのお料理も、肉の旨みが濃く、それなのに軽やか。
肉好きの方、ぜひ!(編集KA)

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