動画の続き。
当時は高校生で
ダンス部の現役だったので
これは練習着です。懐かしい(笑)

映画「るろうに剣心」で出会った
アクション監督の谷垣健治さんが
叩き込んでくださったのは
「役として」のアクションを
心がけることでした。 「太鳳ちゃんよりアクションが上手い人も
体が動く人もたくさんいる。
でも、必要なのはそこじゃない。
“役としての動き”が必要だから
君を選んだんだよ」ということを
何度もおっしゃって、
ただ教わったアクションを
練習して覚えるのではなく、
私自身が、役ならではの
アクションでの「動きの癖」や特徴を
考えて提案することも
求めてくださいました。

私はやっぱりジャッキー・チェンさんや
ブルース・リーさんや
チャウ・シンチーさんの作品が
すごく好きでしたし、
動きとか背中の空気感は
ウルトラヒーローのスーツアクターを務める
岩田栄慶さんが最高だと思ってきましたし、
映画「新少林寺/SHOLIN」での
演技とアクションの在り方に
強烈に心を奪われていたので、

たける先輩演じる剣心とのやりとりでは
コミカルな作品での
ジャッキー・チェンさんや
チャウ・シンチーさんのような雰囲気を、
操ちゃん個人の動きや姿勢には
ブルース・リーさんや
岩田栄慶さんの
姿勢や動きや目線を、
アクションと演技の表現としては
映画「新少林寺/SHOLIN」の
切なさと凄まじさを
心に念じつつ
「操ちゃんのアクション」を
追いかけました。

最終的に操ちゃんの解釈を支えたのは
京都の空気と「操」という名前でした。

激動の時代、
御庭番という壮絶な家系の中で生まれた女の子。
その赤ちゃんに
「操」という名前をつけた両親は
新しい時代を歩むだろう操ちゃんに
何を願ったんだろう。
その願いを引き継いで、
じいやこと翁は
操ちゃんをどう守り、
どう育てたんだろう。
自分の中に眠る御庭番の血を
操ちゃんはどう感じ、
だからこそ
どれだけ蒼紫様を想い、
心配していたんだろう。
新時代に生まれた世代だから
人を守るために戦うけれど
実践の中で目覚めた御庭番の本能は
本当になかったのかな…

そんなことを考えながら
朝までの撮影に臨んでました。 「まれ」でも御一緒したダンサー、
田中 泯 さんと
出会った作品でもあります。
どのかたのアクションも素晴らしいのですが、
この当時、69歳でいらした泯さんのアクション、
本当に、
すっ・・・・・・・・ばらしいです。
とんでもなく美しいです。
ぜひぜひぜひぜひぜひ!!!!!
ご覧になってください!!!!!
#るろうに剣心京都大火編
#金曜ロードショー

 

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