一度観たら記憶に残る!ゾンビ映画おすすめ5選

【#FridayNightMovies】死体が蘇る映画が作られるのには、いくつかの理由があります。それはゾンビは、決して“ただのゾンビ”ではないからです。
 
ゾンビとはすなわち、伝染病、人種主義、消費主義、そして死ぬ運命など、人間の魂に影響を当てるさまざまなテーマのメタファーであるからです。

ゾンビの恐怖を味わいながらも、アメリカが抱える人種問題や社会的緊張を巧みに描いている点にも注目して、これらのゾンビ映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。おすすめゾンビ映画(洋画)をここにご紹介します。

1.『ゾンビ』(Dawn of the Dead)
ゾンビ作品の脚本家として知られるジョージ・ロメロは、1968年に大規模なゾンビによる終末論的なストーリーの映画を描きました。それは本作であり、低予算ながらもなおもゾンビ映画の金字塔として崇め奉られている名作となっています。
同シリーズで知られるイタリアのホラーマスターであるダリオ・アルジェントとタッグを組み、ショッピングモールに立てこもる生存者たちが彼らを狙うゾンビたちを食い止めるべく、立ち向かうというストーリーをつくり上げました。 

2.『フランケンシュタイン』(Frankenstein)
一般的に『フランケンシュタイン』は、ゾンビ映画のジャンルからは除外されています。とはいえ、メアリー・シェリーのオリジナル小説をジェイムズ・ホエールの指揮のもと、ボリス・カーロフはフランケンシュタインを見事に怪演したのでした。
このホラー映画は、蘇る死者たちを描いた映画という点では、ゾンビ映画とも言えるのではないでしょうか? そして、ゾンビ映画のオリジンはここのあるのではないか? というリスペクトの意も込めて推薦したいと思うのです。
恐怖映画ではありますが、とてもアイコニックな傑作でもあるので、実際にほぼ1世紀の時間を経ていながらも、この映画はその地位を確立し続けていういることからも、そのことが理解できるはずです。

3.『28日後…』(28 Days Later)
ダニー・ボイル監督によるスリラー作品は、全裸で病院のベッドに寝ているキリアン・マーフィーが目を覚ますところから始まります。そのときには人類はすでにウィルスに感染しており、素早いゾンビたちによってロンドンは真のゴーストタウンと化しているのでした。
生存者は協力し合い、感染したゾンビを阻止するべく立ち向かいます。ですが、すぐに彼らの仲間にも感染者が続出、それは致命的なことであることを気づくのでした…。

4.『ショーン・オブ・ザ・デッド』(Shaun of the Dead)
面白いホラー映画は通常、恐怖とは対照的に喜劇に重点を置くものです。が、エドガー・ライト監督のデビュー作は恐ろしさに拍車がかかり、(そして気色悪く)そして同時に、とてもふざけたものに仕上がっています(笑)。
物語は仕事を淡々とこなし、親友とビデオゲームをするという平凡な日々を過ごしている主人公のショーンです。彼は最近、疎遠なガールフレンドにも愛想をつかされてしまいます。そんな中、ロンドンはゾンビによって支配され始めるのでした…。
そのためショーンは、親友・母親・そして彼が愛する人々を守るため、ゾンビに立ち向かうことを誓うのでした…。

5.『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(Night of the Living Dead)
象徴的なホラー映画として知られているこの作品は、ジョージ・ロメロによるゾンビ映画になります。本質的に現代のゾンビ映画として作り出されました。
低予算で作成されながらも、今までにつくられた最高のインディー・フィルムのひとつとなっているこの映画は、新鮮な人間の肉を求めて米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外をゆっくり歩き回って動くゾンビたちが、映画史上最も恐ろしいモンスターの一部として描写されています。

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