






デジタルFW取材:「オーラリー(AURALEE)」は冒頭は空や海などの自然の背景からスタートし、1ルック目は海に合わせたライトブルーカラーのコートに、グレーのスラックスで登場。服そのものというより、岩井良太デザイナーがこだわり続けている”空気感”とブランドの武器である”素材感”の2つを伝えたいのかなと感じました。「ニューバランス(NEW BALANCE)」のコラボスニーカーはアイテム推しでしたが、画質もびっくりするぐらい鮮明だったし、モデルの顔の寄りや風景とかも多用してムードを演出したのかも。集合カットでもモデルの表情にフォーカスしていました。
実は昨日ブランドから自宅にエレメントが届いて、中原崇志さんがデザインした木製の箱の中に、現代美術作家の玉山拓郎さんのアートピースや、コレクションで使った大量の生地見本、さらに糸やスタッフの写真まで入っていてビックリ。自宅で上手く撮影できないから、急きょ家の外まで持ち出してロケ撮影しました。「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」や「ロエベ(LOEWE)」も事前にエレメントを送ってくれたけれど、遜色ないどころか、それ以上でした。これぐらい本気のキットだったら、映像では世界観を伝えて、キットでそのイメージを手に取って想像させるという新しいコミュニケーションが可能かもっていう期待感を持ちました。ただキットがめちゃくちゃ費用がかかってそうなだけに、海外にも届いているのかが気になりましたが、「オーラリー」らしい素直な表現で個人的に好きでした。
動画とルックは @wwd_jp のプロフィールのリンクから
#オーラリー #AURALEE #岩井良太 #ニューバランス #NEWBALANCE
WACOCA: People, Life, Style.