コラム:コロナの前後で変わること変わらないこと

この原稿を書いている4月22日は、4月8日の緊急事態宣言発令から2週間が経過し、ちょうど折り返し地点になる。予断を許さない状況ではあるものの、在宅勤務や不要不急の外出自粛などのイレギュラーな生活のリズムにも慣れてきて、“コロナ後”のことを考える余裕くらいは出てきた。コロナの前と後で、ファッション産業は何が変わり、何が変わらないのか。

まず間違いなく変わるのは、オンライン化とデジタル化のスピードだ。販売員はできるだけお客と距離を取らねばならないし、話す時間も短くすることも必要になる。さらに、本来の接客以外のマスクの着用や感染予防のため消毒作業なども発生することが予想され、店舗の販売力低下は避けられない。

だからといってネット通販単体で売れるというわけでもない。調査会社のNintは衝撃の調査結果を明らかにしている。3月と4月、アマゾンと楽天、ヤフーのファッションカテゴリの売れ行きは、まだら模様でむしろマイナスという結果になった。

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(この記事はWWDジャパン4月27日&5月4日号からの抜粋です)

PHOTO : HIRONORI SAKUNAGA

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