観ておくべきファッション・ドキュメンタリー映画BEST5

「新型コロナウイルス」の感染予防のため、テレワークが推奨されたり、自主隔離に踏み切る人も増えている今日この頃。そこで、自宅にいる時間が多い時期におすすめな、ファッション業界について描いたドキュメンタリー映画ベスト5をピックアップしてみた。

1枚目 『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』

伝説的ファッション・エディターを描いた、愛に溢れるドキュメンタリーで、ダイアナの孫アレクサンダーの妻リサ・イモーディーノ・ヴリーランドによる作品。自伝『D.V.』を書くためにダイアナが自ら作ったテープと、デヴィッド・ベイリーやペネロぺ・ツリーといった彼女をよく知る人物の話から、リサは誰もが知るダイアナがファッション界に与えた影響だけでなく、彼女が密かに抱えていた弱さや不安を見つけ出している。

2枚目 『ディオールと私 』

ファッション界でもっとも羨望の的である、ディオール(DIOR)のクリエイティブ・ディレクターに就任したベルギー人デザイナーのラフ・シモンズを描いた感動的な作品。彼がディオールを率い、困難な状況ながら有名ファッションメゾンでの初クチュールコレクションをまとめ上げた8週間を追う。

3枚目 『ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~』

ファッション界でもっとも影響力があり、一目置かれる存在だったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を親密に捉えたドキュメンタリーで、必見の作品だ。シャネル(CHANEL)やフェンディ(FENDI)、自身の名を冠したブランドといくつもの仕事をこなす彼を追いながら、巧みにその真の姿を暴いている。

4枚目 『Valentino: The Last Emperor』

心温まる同作を観て、ヴァレンティノ(VALENTINO)の超リッチで驚くべき世界に触れてみよう。パートナーでありビジネス上のパートナーでもある、ジャンカルロ・ジャンメッティとの関係に焦点を当て、ブランド創設から40年後に引退の準備をする彼を追って、メゾンの中心部に迫る。

5枚目 『イヴ・サンローラン』

ファッションドキュメンタリーの中には、焦点を当てているデザイナーやモデルの隠された人間性を十分に描ききれていなくて、創造性に乏しいと感じてしまう作品もある。しかし、その逆のケースが本作で、イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)の長年のパートナー(恋愛でもビジネス上でも)であるピエール・ベルジェ(Pierre Berge)が2人の関係について率直に明かしている。サンローランのクリエイティブな才能だけでなく、彼の鬱とアルコール依存症との闘いについても語っている。

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