パリコレクションがスタート! チュイルリー庭園にて発表された「Dior」は、会場に“PARTRIACHY KILLS LOVE”や“PARTRIACHY=CO2”などフェミニズムを環境問題として、うたった力強いメッセージが掲げられ、身体とフェミニズムの繋がりを再思させられる演出だった。ブラックがメインのスーチングやワンピースから登場し、後にフリンジやプリーツ、70年代のウエスタンなムードも感じられた。シルエットはタイトでありながらどこか軽やかで解放感のある印象。それは、1960年〜70年代イタリアのフェミニストアートの人物たちに着想を得たものと、マリア・グラツィア・キウリがティーンネイジャー時代にアートとファッションで自己を主張していた頃、どちらも自由というキーワードで繋がっているように感じられた。
by Saki Shibata
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